昨日は、暮らしに生かす漢方と薬膳の講座に参加しました。
世界三大伝統医学の一つである中国医学。
現代主流の西洋医学とはその捉え方がひじょうに異なります。
アロマにも中医アロマがあり、中医学に基づいてアロマテラピーを
行うというアプローチです。
中国医学は全く未知の分野ですが、その考え方の基礎の様なことや、
薬膳について触れることが出来たらと参加しました。
今回は夏の講座。
気・血・津液・脾・心についての働きと、そのバランスが崩れた際の
状態、バランスを整えてくれる食べ物について…と盛り沢山な内容で
一気に駆け抜けた講座でした。
奥深い中国医学の内容をサッと聞いてすぐに理解できるはずもないのですが、
その思想の一端に触れ、その歴史の重みと蓄積された叡智を感じました。
印象としては、中国医学はいかに健康な体を保ち、そのパフォーマンスを
高めるかというところに視点がある様に思いました。
もしかすると、当時の権力者達がいかにその力を保持し、高めるかという事が
その根底にあるのではないかな?と感じました。
ですから、健康な人がより健康であるために、
また、未病の人や病気になった方が再びバランスを戻すための
智慧や方法が蓄積されている様に感じました。
また、気という目に見えないものを含めて人を全体として捉えるところも、
大きな違いかと思います。
素朴な疑問として、西洋医学と東洋医学の知識を融合して治療できる
お医者さまっていらっしゃるのだろうか?
なかなか融合するのが難しそう…と感じました。
夏の養生としては、しっかり陽気を取り入れることが大切とのこと。
毎日午前11時までの陽気を取り入れ、しっかり汗をかく。
夏の果物をしっかり取るという様なお話がありました。
その時期その時期の暮らし方があり、その時期にしっかりしておくことが
あるのだなぁと改めて感じました。
中国医学は宇宙の理に添って人が健康に暮らす智慧の宝庫なんだなと
とてもしっくりするなぁと思いました。
お昼にはとても美味しいランチを頂きました。
今回の講座では、最近共通の知人が紹介してくださった方が、
偶然お隣の席というビックリな偶然もありました☆
次回も楽しみに参加したいと思います。
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