3日は藍のWSでした。
ご参加くださった皆さまありがとうございます。
3月のシナモン染めに続く2回目の染めのWS。
植物色素への関心は高まるばかりです…。
今回のWSの前に、ハーバルのクラスがあり、
藍を分けて頂いて帰りましたので、
自分で染めをやってみようと思い立ち、
ネットで調べて挑戦してみました。
ところが、どんなに染液に浸けても緑にしかなりません…。
その疑問がWSで解消したのですが、葉のみを使用するところを
茎も一緒に使ってしまったのが原因でした。
藍色の元となる成分は葉にのみ含まれるのですね…。
たっぷりの藍の生葉を使ってたっぷりの染液を作り、
その中で絹の布を触る心地よさに心がほどけました…。
シナモンは煮出すことで染液を作るのですが、
藍は生葉でジュースを作って染液とするなど、
素材によって作り方が異なる点も興味深く思います。
そこには先人たちの試行錯誤があったのではないかと思うのです。
また、藍の色素は酸化によってあの藍色へと変化する点も、
一体どのようにして発見されたのか?と思うと興味深いです。
今回私は麻のスカーフを選びましたので、
目の覚めるような藍色ではなく、淡い藍色になりました。
使用する繊維によって染まり方が違うのも面白いですね。
中には絞り模様を施す方もいらして、美しいアクセントになっていました。
今回は染めだけでなく、藍を用いた美容液(レメディ)作りもありました。
藍からとれる2色の色素を使った2色のレメディ。
藍は古来から美容効果が認めれているそうですが、
使用感もとてもよく、2色を混ぜて使う際に生まれる美しさには
違う癒しの力があります。
藍の花と葉のハーブティーも頂きました。
フレッシュな藍が手に入るからこそできる贅沢な体験。
WSで持ち帰った藍の茎。
こちらを植えてみようと思っています。
もう一度藍染とレメディづくりを再現できたら…と企みつつ(笑)
第3回目は紫紺での染めも実現しそうですよ。
こちらもぜひ楽しみにお待ちくださいませ…。
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