芍薬と牡丹のWS

昨年の初夏だったでしょうか…。


植物療法を学ぶ中で、もっともっと実際の植物を知ることが

必要であり、知りたい…と強く感じる様になりました。


アロマ・レメディと小瓶の中の液体とその作用を知ることは

知識としては大切ですが、もっともっとその源となる植物や、

その植物を取り巻く環境・歴史・人間との関わりも含め、

知識と共に体感を通して感じ学ぶことを大事にしたい…と

思うようになりました。


その為には、その植物のいる場所に出向いて会話するように

感じることが必要だなと思い、フィールドワークの重要さを感じています。


今日は大根島のカフェで開催された

「芍薬のワークショップ~芍薬と香りにふれる~」に参加してきました。


会場となったカフェは、度々は訪れることが出来ないのですが大好きな場所。


そのカフェが会場で、こんな素敵な笑顔で笑う人をそんなに知らないと思える女性が

主催であったこと、フィールドワークを大切にしていきたいという想いが

重なって参加することを決めました。


芍薬と牡丹

その違いすら知らなかった花。


薬効も高い二つの花

その美しい容姿の様に、女性にとって有効な生薬となっています。


芍薬と牡丹を通じてもっと深い世界の扉をちらっと覗いた様なWS。

小さなパズルのピースをまた一つ手に入れた様なWSでした。

やはりすべては繋がっている…。

ただ、そのパズルの完成形を私はまだ知らないのだけれど…。


植物は不思議…。

宇宙と調和して生きていることを私たちに再認識させてくれる。

そして時空を超えた感覚にさせてくれる。

今日の会場となった大根島もまた私にとっては不思議な地。


引き込まれたWSでした。


カフェのハーブガーデンには様々なハーブが活き活きと咲き、

カモマイルジャーマンやスペアミント、ローズマリーなど

摘み取ったハーブでフレッシュハーブティーを頂きました。


ジャーマンのシングルハーブティーにスペアミント、ローズマリーを

加えブレンドハーブティーへの味と香りの変化を楽しみました。


カフェでのWS後は、芍薬園へと移動し、栽培農家さんにお話を伺いながら

芍薬の見学をしました。


芍薬の香りは、バラとキクとスズランを合せた様な香りなのだそうです。

WSで学ぶ事で芍薬と牡丹を見分けられるようになりました(笑)


栽培農家さんには色々なご苦労がおありかと思いましたが、

「面白いですよ!」と仰っていたのが心に残りました。


うちの父はコメ作りをしていますが、

「本当は農業は性に合わない。結果が出るまでが長いから」

と言っていましたが、天候や病気など自然の中で生き物を育てる事の

苦労は忍耐とコントロールできない事を受けいれる心の器を鍛えられそうです。

もちろんだからこそ収穫の喜びも大きいのでしょうが…。


カフェのオーナーさんからハーブをお土産に頂きました。

カモマイルジャーマン育ってくれると良いなぁ~。


もっともっと実際の植物にふれて五感をフルに使って感じ学んでみたいですね。


来月はスクールの生徒さん達と見学ツアーへ行く予定です。

知識と実践と体験と…大切にしていきたいと思います。


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